子育てって大変です。
こどもはいつも元気で、目がはなせません。
「ようやく寝てくれたと思ったら、腕の中で寝てしまって動けない」
なんてこともあります。
そんなときに限って、LINEや電話が来たりするものです。
大事な用事なのか確認したいけど、携帯電話は離れたところにあって取りに行けない・・・
そんなときに、便利なのが「Apple Watch」です。
Apple Watchは、Appleが開発したスマートウォッチです。
Apple Watchがあれば、いつでもLINEや電話を確認できます。
他にも子育てで便利な機能もあります。
本記事では、「Apple Watchが子育てにおすすめな理由」、「Apple Watchの種類」、「おすすめのApple Watch」を紹介します。
- 子育て中のママやパパ
- Apple Watchを買おうかどうか迷っている人
- どのApple Watchがいいかわからない人
Apple Watchが使えるのは、iPhoneのみです。
Androidや他のスマートフォンでは利用できないので、注意ください。
Apple Watchは、Appleが開発した「スマートウォッチ」です。
アプリからの通知や電話を受け取ったり、運動量を計測してiPhoneのアプリに情報を送ったりと、iPhoneと連携して利用できる便利な製品です。
子育てって大変です。
こどもは元気で動き回って、いつも目が離せません。
スマートフォンは、とても便利で子育てにも必要なツールですが、いつも手元にあるとはかぎりません。
机の上に置きっぱなしになってしまったり、バッグの中にしまったままだったりします。
スマートフォンが手元にないときに限って、LINEや電話が来たりするものです。
大事な連絡なのか確認したいけど、こどもが腕の中で寝ていてスマートフォンを取りにいけない。バッグの中にスマートフォンを入れていて保育園からの電話に気づけなかった。
なんてこともあります。
そんなときには、「Apple Watch」が便利です。
Apple Watchは腕時計なので、常に身につけているものです。
スマートフォンが離れた場所にあったとしても、腕につけているApple Watchで確認することができます。
Apple Watchの便利な機能
子育てでApple Watchを使う場合は、次の3つの機能が便利です。
- iPhoneが手元になくても通知や電話を確認できる
- iPhoneの位置を探すことができる
- アラーム機能は音がではなく、振動で知らせてくれる
これらの便利な機能がどのように便利なのか、解説します。
Apple Watchの利用シーン
Apple Watchは、次のような子育てシーンで活躍します。
- シーン1: こどもが腕の中で寝ていて動けないときに、LINEの連絡がきた
→ Apple WatchでLINEの連絡を確認できます - シーン2: iPhoneをバッグの中にしまっているときに、保育園から電話がきた
→ Apple Watchで電話がきたことがわかります。通話も可能です。 - シーン3: 出かける際にiPhoneがどこにあるかわからない
→ iPhoneの音をならして、iPhoneの位置を見つけることができます。 - シーン4: アラームをかけたいけど、音がなるとこどもが起きてしまうかもしれない
→ Apple Watchのアラームで音を出さずに気づけます
シーン1: こどもが腕の中で寝ていて動けないときに、LINEの連絡がきた
こどもが腕の中で寝ていて、iPhoneは手の届かないところにある場合、LINEの連絡がきても内容を確認することができません。
Apple WatchにはLINEアプリを入れることができ、Apple WatchのLINEアプリでは「通知の確認」、「メッセージ内容の確認」、「かんたんな内容の返信」ができます。
もし、Apple Watchがあれば、iPhoneが少し離れた場所にあっても、LINEの連絡を確認することができます。
シーン2: iPhoneをバッグの中にしまっているときに、保育園から電話がきた
iPhoneをバッグに入れているときに、保育園から電話がきても気づかない場合、すぐに電話に出れない場合があります。
Apple WatchにはiPhoneにきた電話を着信する機能があります。
電話がくるとiPhoneの画面と同じようにApple Watchの画面にも電話番号などが表示されます。
Apple Watchで着信に気づいてiPhoneで電話をとることができますし、Apple Watchでも電話をとって話をすることもできます。
もし、Apple Watchがあれば、手元にiPhoneがなくても電話に気づくことができます。
シーン3: 出かける際にiPhoneがどこにあるかわからない
出かけようと思った時に、iPhoneが見つからないときがあります。
こどもを保育園に送っていくときなど、急いでいるときに限って見つからずに焦ってしまいます。
Apple Watchには、連携しているiPhoneの音をならす機能があります。
音をならすことで、iPhoneがどこにあるのかすぐに見つけることができます。
シーン4: アラームをかけたいけど、音がなるとこどもが起きてしまうかもしれない
アラームをかけたいけど、音をならすと子どもが起きてしまうのでかけられないということがあります。
子育て中は、なるべく静かに過ごしたいものです。
そんなときには、Apple Watchのアラームが便利です。
Apple Watchのアラームは、音ではなくバイブレーションで時間を知らせてくれるものです。
iPhoneでもバイブレーションでアラームをかけることはできますが、離れた位置にあったりすると気づきづらかったりします。
Apple Watchの場合は、腕につけているので体が振動してすぐに気づくことができます。
2023年3月現在、販売中のApple Watchは次の3種類です。
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch SE
- Apple Watch Ultra
以降で、それぞれのApple Watchについて紹介します。
2023年3月現在、販売中のApple Watchを比較します。
下記の表では、「価格」や「サイズ」など特に気になると思われるポイントに絞って比較しています。
Series 8 | SE | Ultra | |
---|---|---|---|
発売月 | 2022/9 | 2022/9 | 2022/9 |
価格(税込) | 59,800円〜 | 37,800円〜 | 124,800円〜 |
モデル | GPSモデル GPS + Cellularモデル | GPSモデル GPS + Cellularモデル | GPS + Cellularモデル |
サイズ | 41mm 45mm | 40mm 44mm | 49mm |
素材 | アルミニウム ステンレススチール | アルミニウム | チタニウム |
重さ | ・45mm 38.8g 〜 51.5g ・41mm 31.9g 〜 42.3g | ・44mm 32.9g、33.0g ・40mm 26.4 g、27.8 g | 61.3g |
バッテリー | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大36時間 |
色 | ・アルミニウム 4色 ・ステンレススチール 3色 | 3色 | 1色 |
防水性能 | 50m 泳げる耐水性能 | 50m 泳げる耐水性能 | 100m 泳げる耐水性能 水深40メートルまでの ダイビングに対応 |
※ 価格は、2023年3月現在の価格です。
※ オプション等は含まない本体のみの価格です。
価格で見たApple Watch
Apple Wacthは、種類以外に「モデル」・「サイズ」・「素材」によって価格が異なります。
次の表は、Apple Watchの価格を種類別に記載したものです。
価格(税込) | |
---|---|
Series 8 | GPSモデル 41mm(アルミニウム): 59,800円 GPSモデル 45mm(アルミニウム): 64,800円 GPS + Cellularモデル 41mm(アルミニウム): 74,800円 GPS + Cellularモデル 45mm(アルミニウム): 79,800円 GPS + Cellularモデル 41mm(ステンレススチール): 112,800円 GPS + Cellularモデル 45mm(ステンレススチール): 120,800円 |
SE | GPSモデル 40mm: 37,800円 GPSモデル 44mm: 42,800円 GPS + Cellularモデル 40mm: 45,800円 GPS + Cellularモデル 44mm: 50,800円 |
Ultra | GPS + Cellularモデル: 124,800円 |
※ 価格は、2023年3月現在の価格です。
※ オプション等は含まない本体のみの価格です。
各Apple Watchの価格帯は次の図のようになっています。
Series8が標準的なApple Watch、SEが機能を絞った安価なApple Watch、Ultraが高機能で高価なApple Watchとなっています。
Apple Watchのモデル
Apple Watchには、「GPSモデル」と「GPS + Cellularモデル」の2種類があります。
「GPSモデル」は、Apple Watch + iPhoneで利用するモデルで、iPhoneとセットでないと通信できません。
「GPS + Cellularモデル」は、Apple Watch単体でも通信可能が可能です。(ただし、Apple Watch単独での通信にはキャリアと別途契約が必要です。)
GPSモデルよりも、GPS + Cellularモデルの方が価格が高くなっています。
また、Series8について、GPSモデルは「アルミニウム」のみですが、GPS + Cellularは「アルミニウム」・「ステンレススチール」の2種類があります。
GPS + Cellularモデルは単独で通信可能で便利ですが、価格が高く、キャリアとの契約も必要です。
「iPhoneは持たずに運動したい」といった利用がない場合であれば、GPSモデルでも十分かと思います。
Apple Watchのサイズ
Apple Watchには、複数のサイズが選べるものがあります。
Series8には、「41mm」と「45mm」の2サイズがあります。
SEには、「40mm」と「44mm」の2サイズがあります。
Ultraは、「49mm」の1サイズのみです。
サイズが大きい方が少し価格が高くなっています。
Apple Watchの素材
Series8には、「アルミニウム」と「ステンレススチール」の2種類があります。
ステンレススチールの方が、アルミニウムよりも価格が高くなっています。
SEは「アルミニウム」のみ、Ultraは「チタニウム」のみです。
重さで見たApple Watch
Apple Wacthは、「モデル」・「サイズ」・「素材」によって重さも異なります。
重さ | |
---|---|
Series 8 | GPSモデル 41mm(アルミニウム): 31.9g GPS + Cellularモデル 41mm(アルミニウム): 32.2g GPS + Cellularモデル 41mm(ステンレススチール): 42.3g GPSモデル 45mm(アルミニウム): 38.8g GPS + Cellularモデル 45mm(アルミニウム): 39.1g GPS + Cellularモデル 45mm(ステンレススチール): 51.5g |
SE | GPSモデル 40mm: 26.4g GPS + Cellularモデル 40mm: 27.8g GPSモデル 44mm: 32.9g GPS + Cellularモデル 44mm: 33.0g |
Ultra | GPS + Cellularモデル: 61.3g |
サイズが大きいほど重さも重くなっています。
素材については、「アルミニウム」よりも「ステンレススチール」の方が重いです。
モデルについては、「GPSモデル」より「GPS + Cellularモデル」の方が重いです。
ここまで、「Apple Watchがおすすめの理由」、「Apple Watchの種類」について紹介しました。
ここでは、何種類かある中でおすすめのApple Watchを紹介します。
おすすめのApple Watchは次の2つです。
- Series8 GPSモデル (アルミニウム)
- SE GPSモデル (アルミニウム)
上記の2つがおすすめなのは、次の理由からです。
- なるべく価格をおさえたい
- iPhoneがそばにある状態で利用するのであれば、GPSモデルで問題ない
- 素材にこだわらないのであれば、アルミニウムの方が安価
- Ultraほど高機能なモデルでなくてもいい
Series8 GPSモデル アルミニウム
1つ目のおすすめは、「Series8 GPSモデル アルミニウム」です。
Series8は、Apple Watchのベーシックな機種です。
GPSモデル、アルミニウムという組み合わせは、Series8の中では安価な組み合わせです。
価格(税込) | 59,800円 (41mm) 64,800円 (45mm) |
モデル | GPSモデル |
素材 | アルミニウム |
色 | ミッドナイト スターライト シルバー (PRODUCT)レッド |
SE GPSモデル アルミニウム
2つ目のおすすめは、「SE GPSモデル アルミニウム」です。
SEは、機能を絞って価格をおさえた機種です。
SE GPSモデル アルミニウムで40mmのApple Watchは、2023年3月現在販売中のApple Watchの中でも最も価格が安い機種になっています。
価格(税込) | 37,800円 (40mm) 42,800円 (44mm) |
モデル | GPSモデル |
素材 | アルミニウム |
色 | ミッドナイト スターライト シルバー |
Series8とSEの違い
Series8とSEでは、機能に差があります。
主な機能の差は、次のとおりです。
(下記以外にも、機能の差がありますが主要な機能に絞って記載しています。)
Series8 | SE | |
---|---|---|
スクリーンサイズ | 41mm: 352 × 430 ピクセル 45mm: 396 × 484 ピクセル SEより約20%広いスクリーン領域 | 40mm: 324 × 394 ピクセル 44mm: 368 × 448 ピクセル |
血中酸素ウェルネスアプリ | ◯ | × |
心電図アプリ | ◯ | × |
皮膚温センサー | ◯ | × |
Series8は、SEに比べてスクリーンサイズが大きいのが特徴です。
このため、同じアプリやメッセージでも、Series8の方が大きい画面でみることができます。
また、Series8にはありますが、SEにはない機能があります。
「血中酸素ウェルネスアプリ」、「心電図アプリ」、「皮膚温センサー」は、SEにはない機能です。
「大きな画面で見たい」という場合や「できるだけ多機能の方がいい」という場合は、Series8がおすすめです。
画面の大きさや機能にあまりこだわりがなく、可能な限り価格をおさえたいという場合は、SEがおすすめです。
本記事では、Apple Watchが子育て中のママ・パパにおすすめの理由について解説しました。
Apple Watchがおすすめの理由は次の3つです。
- iPhoneが手元になくても通知や電話が確認できる
- iPhoneの位置を探すことができる
- アラームで腕が振動する
また、本記事ではApple Watchの種類と、おすすめのApple Watchについて紹介しました。
おすすめのApple Watchは、「Series8 GPSモデル アルミニウム」と「SE GPSモデル アルミニウム」です。
「大きな画面で見たい」という場合や「できるだけ多機能の方がいい」という場合は、Series8がおすすめです。
画面の大きさや機能にあまりこだわりがなく、可能な限り価格をおさえたいという場合は、SEがおすすめです。
子育ては大変なことがたくさんあります。
本記事は、ぼく自身が子育てをしている中でApple Watchを使っていて便利だと思った内容をまとめたものです。
子育て中の方の参考になればうれしいです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
以上、「子育て中のママ・パパにApple Watchがおすすめの理由を解説します」でした。